五材より戒を鍛つ、各々その妙を擅(ほしいまま)にす ・ 容量は「方丈」にて計る
九天の外より落つ。星核には一筋の星辰の力を封ず。空間は主の境地に応じて自ら拡がり、一の星域すら納め、銀河その内に巡るという。
地脈深奥の万年玄鉄より鍛つ。重く、堅く、壊れざる。内壁に鎮圧の古陣を刻み、凶獣・邪物を封じても暴れ出でず。道を護る佳器なり。
七色の霊晶を目とし、天地の霊気自ずから集いて入る。内に聚霊の小陣を秘め、納めし霊草・丹薬は霊性日に増し、蔵むほどに純なり。
真金を九たび錬りて成す。雍容華貴にして霊韻散らず。法宝・霊器の収蔵に最も宜し。金性器を養い、納めし兵器は鋒芒衰えず、霊光永く宿る。
暖玉温潤、霊髄内に蘊(つつ)む。気息柔らかく外に漏れず、身に佩(お)ぶるに最も宜し。納めし生物は静養の眠りに入り、霊獣・霊植も山林に帰すが如し。
君が機縁にて得し材を取り、工房の錬器宗師みずから鍛つ。神識と血脈にて主を認め、空間は君の境地と共に育ち、世にただ一つ、永く離れず。
一つひとつの須弥法具に、五つの神妙を宿す
方寸の指輪に一界を内包し、千山万水も尽く収む。
内なる時はゆるやかに流れ、丹薬・霊植は千年腐らず、熟すほど貴し。
上品の法具は活ける霊物をも納め、静養の眠りに就かせ、呼べば即ち出づ。
血脈を契とし神識を鍵とす。他者は窺うこと能わず、奪うこと能わず。
万物入るや自ずから分類され、取り出すは一念のみ、秋毫も乱れず。
法具に品あり、人に境あるが如し ・ 品階高きほど、乾坤広し